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津田塾祭の開催によせて

 

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多くの皆さまのご支援のもと、第65回の津田塾祭を迎えられますことを、心より感謝いたします。

昨年同様、今年も完全対面での開催となります。振り返れば、新型コロナウイルス感染症対策として初の全面的なオンライン開催となった2020年から、定員制・事前予約制で規模を縮小して開催した2022年まで、これまでに経験したことのない大きな出来事がありました。しかしながら、試行錯誤を重ねつつ成功裡に終えた経験は、 関係者全員にとって得がたい財産になったと感じています。

 

津田塾祭の開催へ向けて、今年も実行委員会をはじめ参加するすべての学生が、過去の貴重な経験を踏まえつつ、それぞれの想いを胸に、互いに協力しながら準備をすすめてまいりました。

 

今年度のメインテーマは" Wisteria "です。Wisteriaというのは藤の花の英語名で、「歓迎」という花言葉があるとのこと。また、今年７月に発行された新五千円札に本学創設者である津田梅子とともに藤の花が描かれていることにも因んでいるそうです。お越しいただいた皆さまには、様々な企画や展示をご覧いただくことで、津田塾生の歓迎の思いを感じ取っていただければ幸いです。

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津田塾大学学長　髙橋裕子